新型のO.E.カットダイヤモンド(カット名:O.E.Z)のご案内
2006年9月12日
株式会社ほほえみブレインズ
弊社が日米他主要各国で特許を取得し、販売を行っているO.E.カットダイヤモンドは、58面体ラウンドブリリアントカットであるにも関わらず、精密な光学的解析技術及び人間の視覚特性の考察等の最新技術により、従来のエクセレントカットと比較して非常に強い「輝き・きらめき・色づき」を実現しました。これにより業界内外から注目をいただき、この結果最近では従来の4C基準だけではなく「輝きの美しさ」を評価する必要があることが広く認知されてまいりました。
また、かねてからO.E.カット理論を応用して、変形ラウンドブリリアント形状のO.E.レインボウ、O.E.プリンセス、O.E.プリンス、O.E.オーバル、O.E.ペアシェイプといったファンシーシェイプのO.E.カットを開発・販売してまいりましたが、あわせてこれらのO.E.カット理論の集大成としてダイヤモンドの理想的なカットの追求を進めて参りました。
この度、弊社が開発し特許申請を行った新型のO.E.カットダイヤモンド(カット名O.E.Z)は、58面体ラウンドブリリアント形状という制約を外し、ダイヤモンドの持つ輝きの素晴らしさと、歩留まり(原石に対するルースの重さの比率)という相反する命題を同時に高めることをコンセプトに設計されました。これは、ダイヤモンドカットの到達点ともいえるものです。
これにより、O.E.カットダイヤモンドの特徴である「輝き・きらめき・色づき」を、全ての点でさらに大幅に高めることに成功いたしました。面数が多いにも関わらず、輝きが小さくならず、従来にもまして大きな光の輝きを感じていただけるものと思います。また、従来のO.E.カットダイヤモンドは、正面付近から見て最も良く輝くように設計されておりました。これに対して、新型のO.E.カットダイヤモンドでは正面付近だけでなく、大きく傾いた角度から見た場合にも輝きの表情を保つことができ、このことも大きな特徴となっております。
従来のO.E.カットダイヤモンドは最新技術により設計されましたが、結果的にエクセレントカットよりも薄めの形状となり、エクセレントカットに対して歩留まりの点で不利となっておりました。しかし、新型のO.E.カットダイヤモンドでは、エクセレントカットと同等もしくはそれ以上の歩留まりを実現しています。新型のO.E.カットダイヤモンドは、非常に高度な加工技術を要すると共に、加工工程数の増加により、生産コストの上昇は避けられません。しかし、歩留まりの良さとあわせて経済効果の面でも十分に競争力のある製品であると考えております。
写真 新型のO.E.カットダイヤモンド「O.E.Z」
従来のO.E.カットを超える「輝き・きらめき・色づき」。
O.E.カットの進化形であり、輝きと歩留りを両立したダイヤモンドカットの到達点ともいえるカットです。